船舞台三神丸
2007年40数年ぶりに新しくなった舟舞台「三神丸」祭りの時期が近くなってきた日曜日から3日間かけて、宮大工や青年など約30人で作り上げます。
舟舞台は6隻の小舟の上に杉の木を切り込んだ柱や梁などを釘を一本も使わず順番に組んでいきます。
長さ17メートル、高さ6 メートルの三神丸の中に縦約5・5メートル横約3・6メートルの舞台が完成。
最後に、青々とした杉の葉を船の周りに飾りつけて完成です。
連日午後5時半より10時終了まで舟舞台演劇と御囃子が交互に演じられます
祭りが終わると、きれいに取り壊して来年再度組み立てられるよう、倉庫に保管します。
今回の新築の費用は6 0 0 万円。
うち2 5 0 万円は宝くじ助成で、残りは地域での積み立てや寄付で賄われています。
舟舞台の新築を祝いでは舞台の上で全国大会に出場するメンバーが初披露を行いました。
保存会会長の近藤潤三さんは、「新しい舟舞台ができ本当に喜んでいます。青年部も結成され、
学校にも協力してもらっています。新たな気持ちでしっかりと受け継いでいきたい」と決意を述べました。